受け入れ企業取り組み事例

各分野における特定技能外国人の受け入れ事例を紹介します。

介護分野

受け入れ施設の取り組み

  • 人材不足が深刻な日本において外国人材の活用は必至。その意図と意義を全職員に周知できるよう事前に伝達。
  • 服薬時の名前確認など、外国人材にとって難易度の高い漢字の理解に対し、働きやすい環境を作るため、ふりがなを徹底させるだけでなくICT活用を推進。スマートフォンを使用したシステムによりサポート。
  • グループが持つ外国人材就労支援のノウハウを共有し、LINEによるサポート窓口の開設や交流会の実施により、施設長及び本部との定期面談以外にも、相談しやすい環境を作り、不安をいち早く察知・対応。
  • 食事補助に加え、希望があれば、宗教に合わせメニューを変更することも可能。
  • 本社及び施設による試験合格に向けたサポート。

特定技能外国人に対する受入施設の評価

  • まじめでひたむきに業務を行う姿を見て、周りの日本人スタッフが感化され、相乗効果を示している。
  • 言葉や動作など、介護の基礎を勉強をしているので、習得が早い。
  • 複雑な作業や工程の多い内容に関しては、当然、習得に時間がかかるが、定型的な業務に関しては習得が非常に早い。日本人と比べても同等もしくは同等以上。
  • 日本人と違い、先入観などの主観的な視点がないので、介護にとって必要であるシンプル、かつ、客観的な視点で物事をみることができる

素形材産業分野

受け入れ施設の取り組み

  • 日本語能力の高い特定技能外国人が作業要領書をタイ語へ翻訳すると共に、業務上のマニュアルもタイ語で整備している。
  • 技能実習生と特定技能外国人をはじめ、外国人をラインに混在させることにより、外国人材同士で技能伝承ができるようになっている。
  • 社内外の行事にも、分け隔てなく積極的な参加を促し、社内運動会や社員旅行、地域のお祭り等で交流を図っている。

特定技能外国人に対する受入施設の評価

  • 日本に不慣れな技能実習生が体調不良になったときには、特定技能外国人が親身になって付き添い等をしてくれている

産業機械製造業分野

受け入れ施設の取り組み

  • 地域の清掃活動や、お祭りへの参加、社内イベントの企画・運営等、企業内外の活動にも積極的に関わってもらっている。特に、少子高齢化により地域のお祭りが存続危機になっていたが、町内会から相談を受け、9年前から実習生たちが参加し、盛り上げている。
  • 日本語能力向上のため、毎年7月と12月に実施される日本語能力試験を受験する技能実習生、特定技能外国人を対象に、試験の3ヵ月前から、N2・N3にクラス分けをして、週2~3回の日本語勉強会を開催している(周辺の他社に在籍する技能実習生等も参加)。
  • 日本人職員と同様、給与の支払い時には、明細と一緒に、社長から労いの気持ちを書いたメッセージを日本語、母国語で添えて、お礼を伝えている。

建設分野

受け入れ施設の取り組み

  • 日本の文化や歴史に興味を持てるよう、地域で開催されるお祭りへ参加。(世界遺産・富岡製糸場の観光なども実施)
    毎年社内旅行を実施し日本の風土を体感してもらう。
  • 能力に応じ指導を受ける側からする側へ移行していくことで作業工程を熟知させる。
  • 今後、職長教育、キャリアアップシステムゴールドカードのレベルに相当する技能教育を施す。

特定技能外国人に対する受入施設の評価

  • 技能検定1級取得により、現場からの信頼も厚い。1級技能士を目指そうとする後輩も増え、社内の技術力アップにつながっている。
  • 熟練工に匹敵する技術をもち、受入れ中の技能実習生、建設就労者のお手本となっている。

造船・舶用工業分野

受け入れ施設の取り組み

  • ベトナム語を理解できる常勤社員が指導担当社員と一緒に安全面・技能面の指導を行う。生活面の相談にも丁寧に対応する。
  • 支援責任者が本人と毎月定期的に面談を実施して、職場や生活上の要望・相談などを聞き取りしている。
  • 外国人専用の寮を設けている。寮は近隣のスーパーマーケットまで徒歩3分の立地。
  • 寮の食堂で朝食・夕食を、会社で昼食を食べられるようにしている。
  • 届け物は寮管理人が代理で受け取り、本人帰寮後に受け取れるようにしている。
  • 寮には離れて暮らす家族と連絡が取れるように無料Wi-Fiを設置している。
  • サッカー、バドミントン等を楽しめるよう、休日に市営グラウンド・体育館を借用手配。
  • 旧正月行事を開催。(春節・テト祭:余興・抽選会など。職場日本人も参加)

特定技能外国人に対する受入施設の評価

  • 実習生の経験を活かして日本で更なる技能向上が図られるので外国人材・企業双方にとって望ましい制度である。
  • 特定技能者の存在は実習生・就労者のモチベーションが上がりキャリアアップに繋がる。我が国の産業発展に寄与する制度である。

自動車整備分野

受け入れ施設の取り組み

  • 個人別の目標の設定と、上長による定期的な評価フィードバックを実施。その結果を給与に反映させることでモチベーション向上
  • 日本の国家資格である「自動車整備士資格」を取得するという目標があることから勉強会を実施
  • 母国の家族との連絡を取りやすくするため、WI-FIを設置

外食業分野

受け入れ施設の取り組み

  • 会社として様々な在留資格の外国人を採用し、いくつかのキャリアプランを策定している。
  • 外国人には、繁忙で仕事に追われる都心立地店ではなく、あえて郊外店でしっかり日本語や習慣を身につけてもらいつつ、店では中心スタッフとして働いてもらうことで本人のやる気向上を図っている。更に、地方店に外国人を配置することで、地域の人材不足解消も目指している。
  • 同じ出身国のマネージャによりアドバイスを受けられるようにすることで、外国人にとって働きやすい体制となるよう心がけている。

ビルクリーニング分野

受け入れ施設の取り組み

  • 入国前後の研修にビルクリーニングのプログラムを取り入れることにより、より深い教育が実現し、実習開始がスムーズに
  • 日本語検定、ビルクリーニング技能試験、社内評価試験に合格すると基本給が昇給するなど、技能実習・特定技能の賃金改定規程を作成
  • 実習修了後の目標設定と昇給額を明確化することにより、外国人材のモチベーションが向上
  • グループ会社間でボーリング大会、登山イベントなどの社内交流を実施し、日本人・外国人材のチームワークを強化
  • 自社宿舎を用意し、先輩との同居により生活面の不安を解消
  • 携帯電話、Wi-Fi無料提供により母国の家族と通話できる環境を整備
  • ベトナム人の通訳を雇用し、母国語での相談に応じることや病院へ同行することで不安解消

特定技能外国人に対する受入施設の評価

  • 技能実習2号修了者のステップアップとして、特定技能制度を活用している。技能実習の期間を含め最大8年間の就労が見込まれるため、技能実習生に対する指導といった活躍を期待している。
  • 契約先からは、特定技能外国人の働きぶりに対し、「実習生の頃より責任感が強くなって頑張っている」との評価をいただいている。
  • 特定技能外国人自身も、実習生から正規職員になったことで、実習生の時よりも高度な仕事を任され、やりがいを持って仕事をしている。